ベストアルバム反対主義
いわゆる「ベストアルバム」が嫌いで、好きなアーチストでもなるべく買わないようにしている。いや、好きなアーチストだから買う必要がないのか。ほとんど持っているわけだから。興味を持ったアーチストに関しては、いろいろ調べて、まず、「ベストアルバム」ではなく、「ベストな」アルバムを手に入れることにしている。つまり、代表作ね。それを聞いて、他をどういうふうに聞いていくかを判断する。
困るのは、ベストアルバムに、レアトラックが入っているときね。商魂たくましいよね。買っちゃうじゃん。最近では、中島美嘉がデビューアルバムにはいっている「Amazing Grace」を綾戸智恵と一緒に再録してたり、スピッツの「色色衣」に、インディーズ時代のカセットに入っていた曲が入っていたり。
ベストアルバムは、「作品」じゃなくてプロモーション・ツールだね。以前、スピッツのベスト「リサイクル」のライナーに、本人たちが「出したくて出したんじゃない」とレコード会社への不満を書いていたのが面白かった。彼らは、大売れしたあのアルバムを作品と考えていない。タイトルのつけ方を見れば分かる。皮肉がきいている。
そう、ベストアルバムの中の曲は、以前出した曲の“リサイクル”でしかない。制作費を考えれば、もっと安くていいはず。新録や未発表曲が入っていたとしても、シングルぐらいの値段でいいんじゃないか。













