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2006年03月31日

21世紀型ルースターズ!

THE GREATEST MUSIC(初回限定盤)(DVD付) 伝説のカリスマロッカー、大江慎也が純粋にソロ名義としては1989年発表の「PECULIAR」以来17年振りのニューアルバム「THE GREATEST MUSIC」を発表した。ソロ名義とはいうものの、バックを務めるのは、全曲、花田裕之(G)、井上富雄(B)、池畑潤二(Dr)。驚いた。第1期ルースターズとまったく同じメンバー。いろいろな権利のからみで、「ルースターズ」の名前が使えなかったのかも知れないが、これは完全な「ルースターズ再結成」だ。

 精神的に不調をきたしてルースターズを脱退した後、5年ほどソロ活動をした後、ほとんど引退状態に。何をしているのかもわからないまま、憶測と伝説だけを残して時が過ぎ、一昨年バンド「UN」名義で復活を果たした時にも驚いたし感激もしたが、アルバム自体は期待はずれだった。前編英詞のそのアルバムは、まったく大江の個性が感じられない、のっぺらぼうの作品だった。

 今回のアルバムは違う。胸に突き刺さる訥々とした日本語詞が復活している。音はルースターズ本来のソリッドなロックンロール。とくに目新しいことをしているわけではない。でも、そこにあるのは決して「懐メロ」ではなかった。「懐かしさ」なんてみじんも感じられなかったのだ。常に、自分と自分を取り巻く環境の「今」を歌ってきた大江。その姿勢は、十数年のギャップがあろうと変わっていなかった。その「今」とは何か。よれよれになりながら、自分と周囲の「ざらっとした違和感」と歌っていた十数年前。このアルバムにあるのは、その違和感の風を受けながらも、前を見てまっすぐに歩いていく一人の人間(Human Being)の姿だ。「俺はこうして生きてきた」「俺はこうして進んでいく」(I Dream)

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2006年03月28日

たまには、仕事の宣伝でも

060328.jpg 遊んでばかりと思われると困るので、たまにはお仕事の宣伝でも。
 本年度から、日経進学ナビという大学受験生向けの情報サイトで、署名連載記事がスタート。第1回目が昨日からアップされている。「Best of Best 受験生マニュアル」というタイトルで、「楽しく、ラクせず」大学受験生として生活が送れるよう、さまざまな視点からノウハウを伝授しよう、という企画だ。まあ、受験雑誌等の編集経験と、その他の雑学的知識、取材による新知識をちりばめながら、できるだけ「そんなこと、どこにでも書いてあるよ!」と言われないような、個性的な記事を作成するつもり。

 肩書きを考えるのにちと苦労したが、結局、「学びアドバイザー」という、分かったような分からないようなものにした。大学受験という狭い世界だけじゃなく、いろんな場面での「学び」を考えていこう、という意気込みを表すものだと思ってもらっていい。「教育」ということばを使いたくなかったのは、「上から教え込まれる」というのではなく、「自発的に学ぶ」というのが、学校に通ったり、何かの講座を受けたり、という時の基本的姿勢であるべきだと思うからだ。
 ま、自分でも「学び」ながらの連載になると思う。できたら感想などいただけるとうれしい。

2006年03月26日

祝デビュー15周年・スピッツ My Best

オーロラになれなかった人のために スーベニア フェイクファー

 スピッツは1991年3月25日、1stアルバム「スピッツ」をリリース。ひっそりとメジャー・デビューを果たした。当時、いわゆる「音楽通」と呼ばれる人たちからは、「スゴいバンドが現れた」と評価され、「現代詩を歌うユニークなバンド」として音楽誌に取り上げられていた。しかし一般的認知度はとても高いとはいえず、1995年4月に「ロビンソン」が発表され一気に火がつくまでは、「ちょっとマニアックなバンド」として、コアなファンに支えられていた。今や、日本を代表するポップバンドの一つとして揺るぎない位置を確立している。1日遅れたが、祝・デビュー15周年。

 私が大学を何とか卒業したのも、1991年3月。社会人になろうとしながら、バンド活動を続けていた私は、音楽誌で名前と評判を聞いて、CDショップで「スピッツ」を手にした。巨大なヒトデの絵(当時何だかわからなかった)のジャケット。ひっくり返すと「海とピンク」「死神の岬」「夏の魔物」「うめぼし」といった気味の悪いタイトル群。正直、インディーズっぽさがムンムンしていた。とりあえず買って聞いた。第一印象「地味なバンド」。もう1回聞いた。もう1回聞きたくなって、もう1回聞いた。さらにもう1回聞きたくなって、もう1回聞いた。その日から、平均3〜4回聞く日が何日も続いた。完全に麻薬。その効き目は15年間たっても薄れていない。スピッツの曲の「質」は、まったく変わっていないから。

 15周年を記念して、シングルコレクションが2枚発売された。この件については、以前に書いた。絶対に間違えてほしくないのだが、これは断じて「ベストアルバム」ではない。単にシングルを集めただけの「リサイクル品」だ。だから、買わないし、スピッツのファンになってほしい人にも買ってほしくない。買ってもいいが、買ったら、是非、他のアルバムも聞いてほしい。シングルだけでは、スピッツの魅力は正しく理解されない。そういう危険性を秘めたリリースなのだ。まあ、「リサイクル」よりは、はるかにマシなのだが。

 15周年を記念してshikawaのマイ・ベストを選んでみた。

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2006年03月25日

「世界野球」とジャイアンツ(その2)

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 「世界野球」が終わった。祝・日本代表チーム世界一。いろいろ問題はあった(のだろう)けど、選手たちは純粋に野球を、そして「勝負」を楽しんでいたように見える。それが何よりだ。
 ファンになった頃の興奮を思い出させてくれた上原の「魂のピッチング」。ベースをゲンコツでたたく松中信彦。エラーの連続に自分の頭をゲンコツでたたく川崎宗則。そして、めったに見ないイチローの、興奮して我を忘れた顔。みんな「野球少年」になっていた。たとえ負けたとしても、この清々しさは忘れられなかっただろう。
 王貞治という人の人格。ホークスでの采配をそれほど見ているわけではないが、星野監督、野村監督、そして長嶋監督とも違う、独特のリーダーシップを持っているのだろう。監督の役割はいろいろあるが、究極的には「選手たちをいかにのせられるか」だと思う。王監督は選手と「一緒に野球をやっている」感じがする。向いているベクトルが同じなのだ。上から褒めたり、叱り飛ばしたり、愚痴を言ったり、というのではない。選手の「のせ方」としては、ある程度の実力を持った選手が揃っているチームに向いている監督だ。あえて言おう(最近、この手の発言には勇気がいるんだよな)。「ジャイアンツ型」なのだ。

 当然、原監督に期待する、というか恐らく原さん自身が志向しているのも、こうしたリーダーシップだ。危惧するのは「弱くなった」ジャイアンツに、通用するかどうかだ。オープン戦を何戦か見てきたが、まだまだ、かみ合っていない。悲観的見方をすると開幕までに間に合わないかもしれない。ファンとしては気長に見つめるしかない。そして、原さんが向こうとしているベクトルを、選手たちがどのくらい理解するか、それがカギになるだろう。

 「世界一」が決まった瞬間、私はインボイス西武ドームにいた。「世界一」の立役者、MVPに輝いたピッチャーをエースに擁するチームと、世界一の監督がかつて活躍したチームのオープン戦。電光掲示板に途中経過が随時出ていたので、球場にもキューバ戦の動向は逐次伝わっていた(家帰って、ゆっくりワクワクしながらビデオを見ようと思ったのに!)。巨人が勝ったし、久々の力いっぱいの応援は楽しかったし、久しぶりに応援団の方々のお顔を拝見することができて、おまけに世界一までついて、実にいい日だった。

2006年03月09日

「世界野球」とジャイアンツ

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  「世界野球」が始まった(ワールド・ベースボール・クラシックは長いし、アルファベット3文字はなんかプロレス団体みたいなので、とりあえず、世界野球にしとく。いいじゃん、世界陸上だってあるんだから)。・・・というのは、もう遅いか。アジアラウンド2位通過で二次リーグに挑むところだもんな。いやね、静香フィーバーに気を取られていたのと、仕事がかっつんかっつんになってきて更新できなかったのよ。許して。

 んで、上の写真は、3月1日の巨人対日本代表のエキシビジョンマッチ。今年のshikawaの初詣だった(いやね、本当の初詣行ってないのよ、まだ。今年厄年なのに)。久々のドーム、なんか家に帰ってきたような気分になったね。試合つまんなかったけど。
 試合以上につまんなかったのがライトスタンド。久しぶりに応援団のみなさんのお顔を拝見できるかと思って楽しみにしていたのに、いないのね。援団がリードしないと、誰も応援しないんだね、巨人ファンって。みんなイチロー近くでみたいからライトスタンドにいるのかな。レフトスタンドの方が盛り上がって、きちんと一人一人の応援をしていた。寄せ集めなのに、新井の打席では、あの広島式ウェーブをしていたし、偉いよな。こっちはみんな同じチームのファンのはずなのに。
 「お前もだろ!」というツッコミくるかな? 甘くみてもらっては困る。甲子園で360度阪神ファンに囲まれても一人で、巨人の選手の応援歌を歌っていた私だよ(あの時は、本当に身の危険を感じた)。ちゃんと、大声出してたよ。一人で。8、9回あたりになる頃には、少しは盛り上がってたけど、本当はキツいんだよ、一人で「ゴーウェスト」歌うの。

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